2019年8月20日(火)

給水に長蛇、水買い占めも 断水地域広がる千葉県

2012/5/19付
保存
共有
印刷
その他

「何とかして」「小まめに情報を」。浄水場から有害物質ホルムアルデヒドが検出され、千葉県では19日午前から断水地域が拡大。給水所には水を求める住民が長蛇の列をつくり、商売に影響が出始めた事業主からは困惑の声が上がった。

野田市は水道部庁舎の敷地内に、緊急時用の井戸水を使った給水所を設置。ペットボトルなどを持った住民が並び、庁舎周辺の道路は数百メートルの渋滞。同市柳沢の主婦、羽富美穂さん(31)は「給水は助かります」と安堵の表情を浮かべた。

市内のスーパーでは、18日夜からミネラルウオーターを大量購入する客が増え始め、19日午前8時ごろには品切れに。1人で10ケース以上買う人もいたという。

予約客をキャンセルした同市の理髪店店主、松尾富子さん(63)は「市役所は再開のめどなどの情報をもっと小まめに流して」と訴えた。

流山市のクリーニング店「洗光舎」。午後3時ごろ、突然水の出が悪くなった。洗濯のほかアイロンなどに使う蒸気に大量の水が必要で、角中進さん(40)は「長引くようだとお客さんに迷惑が掛かる。何とかしてほしい」と困り果てていた。

野田市や柏市には、19日早朝から「断水するのか」「体に悪影響は」などの問い合わせが市民から殺到。職員を呼び出して対応したが、電話がつながりにくい状態が続いた。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。