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入学式や入社式の延期・中止広がる 停電や被災地配慮

今回の大震災を受け、4月に予定する入学式や入社式を中止、延期する動きが広がっている。計画停電や余震による混乱を避けるのが狙いで、厳しい避難生活を続ける被災者への配慮もある。

群馬大(前橋市)は卒業式に続き、4月5日に前橋市内で開催予定の入学式を中止する。新入生や保護者ら約千人の参加を見込んでいたが、「余震が続き、計画停電のスケジュールも流動的なので、安全確保を優先した」(同大学)。

東京都内では、青山学院大(渋谷区)、杏林大(三鷹市)、東京工芸大(中野区)が入学式を取りやめ、慶応大(港区)は延期した。

早稲田大(新宿区)は入学式の中止に加え、授業を開始する時期を1カ月遅らせて5月6日にする。前期授業の終了日は従来とほぼ同じ8月4日で、講義数を減らす。秋に海外留学する学生への影響を避けるための苦肉の策で、「不足分はリポート提出やインターネット講義などで補いたい」という。

入社式の延期や変更も相次いでいる。セブン&アイ・ホールディングスは3月17日に都内で予定していたグループ合同入社式を延期した。東北地方が地盤のスーパーがグループに含まれていることなどを踏まえた。開催日はまだ決まっておらず、新入社員が仕事を始める時期も先送りになったままだ。

帝人は4月1日に開く入社式の開催場所を東京本社から大阪本社に変更。都内の損害保険会社も新入社員を一堂に集めるのを避け、入社式を全国の地域本部に分散させることを検討している。

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