2019年6月20日(木)

臓器提供の意思不明なら 家族の半数「承諾せず」
内閣府、法改正後で初の調査

2013/10/19付
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内閣府は19日、臓器移植に関する世論調査の結果を発表した。家族が脳死判定され、臓器提供の本人の意思が不明な場合、家族として提供を「承諾しない」と答えた人が49.5%に上った。「承諾する」は38.6%。本人が生前に意思を示していた場合は「尊重する」と答えた人が87.0%に上り、前回調査(2008年9月)より5.5ポイント上昇した。

本人の意思が不明な場合でも、家族の承諾で脳死での臓器提供をできるようにした10年の改正臓器移植法施行後では初の調査。本人の生前の意思表示の有無が家族の判断を大きく左右することが浮き彫りになった。

臓器提供に関する意思を意思表示カードや運転免許証に記入しているかは「していない」が85.1%に上り、「している」は12.6%。ただ、記入している人は前回調査(4.2%)の3倍に増えた。

臓器移植への関心は「ある」が57.8%で前回より2.4ポイント低下。一方、家族と臓器移植の話をしたことがあると答えたのは36.5%で、前回より3.6ポイント上昇した。

回答者自身が脳死と判定された場合、臓器提供をしたいとした人は43.1%で、前回の43.5%とほぼ同じだった。

調査は8月22日~9月1日に全国の20歳以上の男女3000人を対象に実施。1855人(61.8%)から回答を得た。

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