2019年2月21日(木)

プレステ部品発明対価、ソニーに512万円支払い命令
知財高裁判決

2010/8/19付
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ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション」(PS)などに使用された部品などを発明した同社元社員、久米英広氏(58)が、発明の対価を十分に受け取っていないとして、同社に約1億円の支払いを求めた訴訟の控訴審判決が19日、知財高裁であった。塚原朋一裁判長は請求を棄却した一審・東京地裁判決を変更し、ソニーに対し、約512万円の支払いを命じた。

判決後、記者会見するソニー元社員の久米英広さん(19日午後、東京・霞が関)=共同

この部品は、DVDなどにデータを読み取らせるための「光学ピックアップ」など。

塚原裁判長は、久米氏ら共同発明者の発明した技術がPSに使用されていると認定。久米氏らの貢献度を3%と算定するなど、久米氏の発明でソニーが特別の利益を得ていたと結論づけた。

判決によると、久米氏らはソニー在籍中の1985年から89年ごろ、発明した。判決後、久米氏は記者会見し「裁判で貢献度が認められてありがたい。在職中に会社から評価を受けたかった」と話した。

ソニー広報センターは「誠に遺憾。今後の対応については判決文の内容を精査した上で、検討していく」とコメントした。

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