2019年2月19日(火)

韓国船沈没 「全速力で方向転換」操船の3等航海士供述

2014/4/19付
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【ソウル=共同】韓国南西部沖の旅客船沈没事故で、19日付の韓国紙、中央日報は、操船していた3等航海士(25)が合同捜査本部の調べに対し「現場付近で速度を落として右に曲がるべきなのに、ほぼ全速力で進んで方向を変えた」と供述していると報じた。

現場は韓国でも有数の潮流の速い海域。捜査本部は、航海士が経験不足のため速度を落とさずに方向転換したとみているという。

同紙によると、航海士は「最高速度の時速39キロに近い時速35キロで方向転換した」と供述。「操舵(そうだ)装置がぐいっと回ってバランスを失い、統制不能になった」と説明した。

一方、旅客船のイ・ジュンソク船長(68)は19日未明、南西部の木浦で韓国記者団の質問に答え、事故当時の状況について「針路を指示して、用があってしばらく寝室に行っていた間に事故が起きた」と説明した。

事故直後、乗客に船内で待機するよう指示する放送が流れたことについて「救助船がまだ来ていなかった」と釈明。「潮流が非常に速く、海水の温度も冷たかった。救命胴衣を身に着けず船から出れば遠くに流されると思った」と語った。

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