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米「工学のノーベル賞」に元ソニー技術者ら

【ニューヨーク=杉本貴司】全米技術アカデミー(NAE)は18日、リチウムイオン電池を開発した元ソニー技術者の西美緒氏(72)と旭化成フェローの吉野彰氏(66)ら4人に対し、「工学分野のノーベル賞」と呼ばれる「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」を授与した。米首都ワシントンで同日、授賞式が開かれた。日本人の受賞は2年連続。

パソコンや携帯電話、電気自動車などに幅広く使われるリチウムイオン電池は、ソニーが1991年に世界で初めて実用化。西氏についてNAEは「西氏の統率の下でソニーが高性能リチウムイオン電池を市場に送り出した」と功績を評価した。

旭化成の吉野フェローは正極、負極、セパレーターからなる基本構造を開発、「安全性を著しく高めた」(NAE)ことでリチウムイオン電池の普及につながった。

リチウムイオン電池は現在、ニッケル水素電池に取って代わって携帯端末などに幅広く使われる。NAEは経済効果を100億ドル(1兆円強)と見積もっている。

賞金50万ドルは、両氏と共同受賞した米仏の研究者と4等分される。

ドレイパー賞は実用化されて人々の暮らしに役立った工学分野の最高峰の賞とされる。2013年は携帯電話の基礎となる研究で成果を上げた金沢工業大学の奥村善久名誉教授が受賞した。

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