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福島第1で停電、燃料プール冷却停止 原子炉注水続く

東京電力は18日、午後7時ごろに福島第1原子力発電所で原因不明の停電が起きたと発表した。1、3、4号機の使用済み燃料プールと共用プールの冷却装置、放射性物質を含む汚染水の処理装置が停止し、19日午前1時時点で復旧の発表はない。東電は原因を特定してから冷却装置などの運転を再開する方針。

事故から2年が過ぎても、原因不明のトラブルで冷却が止まる不安定な状態であることが改めて浮き彫りになった。

東電によると、午後7時ごろ、事故対応の指揮を執る免震重要棟で瞬間的に電源が停止し、プールの冷却装置などの運転も止まった。免震重要棟の電源はすぐに復旧した。原子炉への注水は続いており、停電の影響はないという。

原子力規制委員会によると、原発周辺の放射線量を調べるモニタリングポストの値に変化はない。

東電によると、プールの水温はセ氏14~25度で、沸騰して水が減ると使用済み燃料が過熱する恐れがある。プールの冷却が止まると水温は1時間に約0.08~0.37度上昇。冷却停止が続いた場合、保安規定上の管理温度であるセ氏65度に達するまでには4日半~27日間かかるという。

配電盤か接続ケーブルが原因の可能性があり、現地の保安検査官が現場の状況を確認している。

2011年12月に政府が冷温停止状態を宣言して以降、12年1月に約2時間にわたりプールの冷却装置が停止した例などがある。

水素爆発で原子炉建屋が壊れた4号機の使用済み燃料プールには、ほかのプールに比べて熱量が高い使用済み燃料が保管されている。事故直後から危険性が指摘されており、プールから燃料を取り出す設備の設置工事が進んでいる。

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