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932年ぶり天文ショーに酔う 金環日食、各地で観測

(更新)

太陽の中心部が月に隠れてリング状になる「金環日食」が21日午前7時半ごろ、本州から九州にかけての太平洋側で観測された。日本の金環日食は1987年の沖縄以来25年ぶりで、広範囲で起きたのは932年ぶり。各地で観測会が催され、神秘的な天体ショーに歓声が上がった。

東京・大手町で観測された金環日食の映像(21日午前)

東京・大手町で観測された金環日食の映像(21日午前)

今回の金環日食は中国南部から北米に至る細い帯状の地域で起きた。国内の観測範囲は、福島県から鹿児島県までの28都府県。東京では午前7時31分59秒から約5分間続いた。

北海道や東北、北陸など、金環日食にならない地域でも太陽が三日月状になる部分日食がみられた。

気象庁などによると、この日は日本列島の上空に雲が広がり、地域によっては小雨もちらつく空模様だったが、多くの地域で雲の切れ間などから太陽が観測できた。

国立天文台によると、次に今回のような規模で金環日食が起きるのは300年後の2312年。

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