2019年4月21日(日)

辰野金吾のレリーフ、十二支そろう 東京駅と佐賀に

2013/4/19付
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建築家、辰野金吾が設計した東京駅のレリーフにある8つのえとと、同じく辰野が設計した佐賀県武雄市の武雄温泉楼門に彫られた4種類の動物を合わせると十二支がそろうと、楼門を所有する武雄温泉が19日までに発表した。なぜこの2カ所でそろうのか、関係者は「辰野の遊び心では」と想像を膨らませている。

楼門の2階天井には方角通りに子(北)、卯(東)、午(南)、酉(西)がそれぞれ30センチ四方の杉板に彫られてはめ込まれている。一方、復元工事を昨年終えたJR東京駅丸の内駅舎の八角形のドーム天井にも、東西南北を除く8つの方角を表す8種類の動物のレリーフが飾られている。

丸の内駅舎にある東京ステーションホテルの社員が3月、楼門側に「動物の絵はありますか」と問い合わせ、判明した。

辰野(1854~1919年)は佐賀県唐津市出身で明治建築界の重鎮。楼門は東京駅が開業した翌年の1915年に完成し、2005年に国重要文化財に指定された。現在は修復工事中で、8月下旬の完成を目指す。

JR東日本は「2カ所の関係性を示す文献や記録はない」と説明するが、武雄温泉の岸川日出男総務課長は「話題づくりのためにも、何とか謎を解明したい」と専門家に調査を依頼する考えだ。〔共同〕

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