文科相「早大は学位審査体制の改善を」 小保方氏論文巡り
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーの博士論文の調査結果を早稲田大の調査委員会がまとめたことを受け、下村博文文部科学相は18日、閣議後の記者会見で「早稲田大に学位審査体制の改善などの再発防止策について取り組みを求めていきたい」と話した。
調査委が小保方氏の学位の取り消しについて「該当しない」と結論づけたことに対しては、「調査委の報告を受けて大学内で判断することで、コメントを差し控えたい」と述べた。
一方、小保方氏は18日、代理人を通じ、早大の調査結果について「報告を聞き、厳しい指摘は厳粛に受け止め、反省しております」とのコメントを出した。