2019年8月21日(水)

将棋棋士の米長邦雄氏が死去 史上3人目の四冠

2012/12/18付
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共同

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将棋界史上3人目の四冠や史上最年長での名人獲得を成し遂げた、日本将棋連盟会長で、永世棋聖の米長邦雄(よねなが・くにお)氏が18日午前7時18分、前立腺がんのため東京都内の病院で死去した。69歳だった。告別式は24日午前10時30分から目黒区碑文谷1の22の22の円融寺示真殿。喪主は妻、明子さん。

山梨県出身で、故・佐瀬勇次名誉九段門下。1963年にプロデビュー後、大山康晴十五世名人や中原誠名誉王座らと名勝負を繰り広げた。85年には七大タイトルの過半である四冠を保持した。名人位とは長く縁がなかったが、93年に史上最高齢の49歳11カ月で奪取。2003年に史上4人目の通算1100勝を達成、同年引退した。

通算のタイトル獲得は歴代5位の19期。局面を複雑にして逆転勝ちを狙う棋風は「泥沼流」と呼ばれた。「兄貴は頭が悪いから東大に行った。自分は頭がいいから将棋指しになった」など、痛快な言動でも多くのファンの支持を集めた。

現役を退いて長かったにもかかわらず、今年1月にはコンピューターソフト「ボンクラーズ」と対戦。公の場で、名人経験者として初めてコンピューターに敗れた。

99年から8年間東京都教育委員を務め、03年に紫綬褒章。05年から日本将棋連盟会長を務め、将棋連盟の公益社団法人化などに尽力した。

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