オーバーラン、事故前に頻発 東急東横線の電車衝突事故

2014/2/17付
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東急東横線元住吉駅(川崎市)の電車衝突事故で、事故の2時間前から別の駅で通常の10倍近い距離のオーバーランが頻発していたことが17日、東急電鉄への取材でわかった。同社は事故発生当日の午前中から、雪が付着して止まりにくくなるのを防ぐ「耐雪ブレーキ」を使って走行しており、十分に機能しなかった可能性がある。

国土交通省は17日、安全確保と再発防止を徹底するよう同社を行政指導した。

同社によると、14日は11件のオーバーランが発生。午前中は2メートルのオーバーラン1件だった。気象庁が横浜市内で14センチの積雪を観測した午後6時台は妙蓮寺駅で停止位置を10メートル超過。20センチ以上の積雪に達した午後10時~11時台は、大倉山駅などで18~25メートルのオーバーランが4件続いた。

国交省によると、鉄道会社の多くは降水量や風速に応じて徐行運転をする社内ルールを定めているが、雪に関しては明確な判断基準がないという。東急も徐行運転は指示していなかった。

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