石原知事「我が国の将来に意義」 東京都、五輪招致に再挑戦

2011/6/17付
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東京都の石原慎太郎知事は17日の都議会本会議での所信表明演説で、2020年の夏季五輪招致について「日本開催を目指すたいまつを灯(とも)し続けることは、我が国の将来にとって大きな意義がある」と述べ、再挑戦に改めて意欲を示した。東日本大震災からの復興の象徴と位置付け、日本全体での招致機運の盛り上げを訴えた。

石原知事は「(大震災から)必ず立ち直り、9年後の日本の姿を披瀝(ひれき)すれば、世界中から寄せられた友情や励ましへの返礼となる」と強調。一方、招致成功には国やスポーツ界、経済界など国家の総力を結集することが不可欠とも指摘し、本会議後の記者会見では日本オリンピック委員会(JOC)に対して「立派で突進力のあるチームにならなきゃだめだ」と注文をつけた。

石原知事の表明に対し、宮城県の村井嘉浩知事は17日、記者団に「大変夢のある話だ。宮城でやるとしても一部の競技種目になると思うが、喜んで検討したい」と誘致協力に前向きな姿勢を示した。一方で宮城県南三陸町の佐藤仁町長は「被災地は心の余裕がない。協力は難しい」として否定的な考えを示した。

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