お盆の高速道路、渋滞昨年より減少
高速道路各社は17日、お盆期間(8~16日)の高速道路の利用状況を公表した。10キロ以上の渋滞は377回で昨年より54回減少、うち30キロ以上の渋滞は39回で17回減り、主な区間の交通量も昨年に比べ6%減となった。新東名高速道路の開通が主な要因。
各社によると、帰省客が集中した11日と12日は各地の下り線で長い渋滞が発生。一方、Uターンラッシュは13~16日に分散し、上り線の混雑は比較的緩やかだった。
最も混雑したのは東北自動車道の下りで、11日夕の二本松インターチェンジ(IC)=福島県=付近で54.6キロ、同日朝の西那須野塩原IC(栃木県)付近と12日朝の白石IC(宮城県)付近でそれぞれ52キロの渋滞が起きた。事故の影響という。
西日本は、帰省ラッシュの集中や大雨による通行止めの影響で、10キロ以上の渋滞が131回と昨年より13回増加、うち30キロ以上の渋滞は17回で3回増えた。〔共同〕