2019年7月19日(金)

太陽、結党4日で維新に合流… 野合か大同団結か
石原氏、会見で満面の笑み

2012/11/18 2:00
保存
共有
印刷
その他

突然の知事辞職から太陽の党を結成、わずか4日後に日本維新の会と合流――。石原慎太郎前東京都知事と維新を率いる橋下徹大阪市長による第三極結成を巡る動きが17日、節目を迎えた。党名を捨てて維新の新代表に就いた石原氏は「第三極でなく第二極に」と気勢を上げた。「野合」との批判と「大同団結」の掛け声を有権者はどう聞くか。

記者会見する日本維新の会の石原代表(左)と橋下代表代行(17日午後、大阪市住之江区)

関連記事

この日午後4時40分ごろから大阪市内で始まった維新の全体会合。普段は橋下氏が座る正面中央の席に陣取ったのは石原氏だった。「暴走老人の石原です」と切り出した後、「橋下さんは義経。(幕府を立ち上げた)頼朝にしなければならない」と力説した。

その後の記者会見で橋下氏は「市長が国政に関与できる機会は歴史上なかった。国を良くすることが大阪を良くすることにつながる」と強調。隣の石原氏は得意満面の笑みを絶やさず、「自分はワンポイント。(次の選挙に)橋下さんは出る。殴ってでもやらせようと思っている」と橋下氏を苦笑させた。

80歳と43歳。2倍近い年の差の両氏だが「世代差を感じない」(橋下氏)、「共通の感覚がある」(石原氏)。維新関係者によると10月21日に2人で密談した際、合流をほぼ決めたとみられる。

だがその後の動きは混迷した。太陽の党の母体、たちあがれ日本と橋下氏で世代間ギャップが表面化。減税日本を率いる河村たかし名古屋市長と石原氏が維新との合流決定前に会見で連携をアピールし、橋下氏が「減税とは一緒にやれない」と反発する一幕もあった。

こうした迷走も16日に橋下氏と石原氏らが会談し、石原氏が難色を示していた維新の「2030年代までに原発ゼロ」との方針を「原発に関するルールの構築」という表現に改めることなどで擦り合わせが成立した。

ただ、17日に発表した1次公認候補は国会議員を入れてわずか47人。2次公認の面接を始めているものの、残された時間は少ない。

全体会合で「あと1カ月、死にもの狂いで戦いましょう」と呼びかけた橋下氏だが、リーダーの座を石原氏に渡したことがどう影響するか。維新の所属議員は「橋下氏が選挙に出られない以上、錦の御旗が必要。仕方がない」と話した。

保存
共有
印刷
その他


電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。