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科学的証拠が被告の量刑左右 人格障害で米裁判官

【ワシントン=共同】「被告の脳機能に問題あり」との証拠を示された米国の裁判官は、反社会性人格障害の被告に対してより軽い量刑判断をする可能性があるとの研究結果を、米ユタ大のチームが16日発表した。

現役裁判官181人に架空の事件に基づいてアンケート。反社会性人格障害だと再犯の恐れから通常の被告より量刑が重くなる傾向があるが、科学的証拠を示すと責任能力が低いと判断され、より減刑されるという矛盾した結果が出た。研究者は「実際の裁判ではこうした科学的証拠の扱いをよく検討する必要がある」としている。

チームは、反社会性人格障害の一種である精神病質(サイコパス)の被告を想定した架空の事件記録を全米19州の裁判官に読んでもらい、量刑判断を尋ねた。その結果、被告の行動に脳神経や遺伝子など生物学的な背景があるとの証拠が示されると、量刑が1年近く軽くなった。

チームによると、精神病質は罪悪感や人への共感を持たず、衝動的で繰り返し社会的ルールを破る心理的傾向。現時点では治療や改善はできないとしている。

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