2019年2月19日(火)

JR西が新型車両 衝撃半減、事故受け安全性向上

2010/5/17付
保存
共有
印刷
その他

安全性を重視したJR西日本の新型車両「225系」(17日、大阪府東大阪市)

安全性を重視したJR西日本の新型車両「225系」(17日、大阪府東大阪市)

JR西日本は17日、2005年に兵庫県尼崎市で起きた福知山線脱線事故を教訓に、列車衝突時の安全性などを高めた新型近郊電車「225系」を報道関係者に公開した。時速60キロで列車が衝突した際の衝撃が半分以下になるといい、今年度中に神戸線や京都線で快速・新快速電車として営業運転を開始する予定だ。

衝撃吸収構造で安全性を重視した製造中のJR西日本の新型車両「225系」(17日、大阪府東大阪市)

衝撃吸収構造で安全性を重視した製造中のJR西日本の新型車両「225系」(17日、大阪府東大阪市)

製造元の近畿車両(大阪府東大阪市)で公開。JR西は約300億円かけて226台の225系を整備し、2012年度末までに阪和線などにも投入する。衝突時に列車の前面にかかる衝撃を車両上部に逃がす「クラッシャブルゾーン」と呼ばれる構造を初めて取り入れ、乗客や運転士の安全性を高めたという。

つり革の数も約5割増やし、乗客がとっさにつかみやすいように色を白からオレンジに変えた。

つり手の増設など安全性を重視したJR西日本の新型車両「225系」(17日、大阪府東大阪市)

つり手の増設など安全性を重視したJR西日本の新型車両「225系」(17日、大阪府東大阪市)

JR西が通勤客らの利用が多い近郊電車を刷新するのは14年ぶり。福知山線脱線事故を受け、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会(現運輸安全委員会)はJR西に対し、車体の安全性を高めるよう指導していた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報