2019年8月23日(金)

魚よく食べる男性は糖尿病リスク低く がんセンター

2011/8/17付
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魚をよく食べる男性は糖尿病になるリスクが低いとの調査結果を国立がん研究センターなどのチームがまとめ、17日発表した。日本人の平均摂取量(1日約80グラム)の2倍超を食べる男性は、同半分のグループに比べ糖尿病の発症リスクが約30%低かった。

魚に含まれる脂肪酸やビタミンDなどがインスリンの分泌に影響を与えている可能性があるという。

1995~2003年に岩手県、沖縄県、東京都など11カ所に住む45~74歳の男女約5万人を対象に、魚を食べる量をアンケートで推定。糖尿病発症との関係を調べた。期間中に男性572人、女性399人が糖尿病を発症していた。

男性では、魚の摂取量の最も少ない人(1日に約37グラム)の発症リスクを1とすると、最も多い人(同172グラム)は0.73だった。脂分の多いサケやマス、アジ、イワシ、サンマ、サバ、ウナギ、タイ類の摂取量との関係をみると、最も多い人(同71グラム)は最も少ない人(同11グラム)に比べ発症リスクが約20%下がった。

一方、女性では魚の摂取量と糖尿病発症に関係はみられなかった。研究班の南里明子・国立国際医療研究センター疫学予防研究部室長は「男性では魚の脂肪酸やビタミンDがインスリンの分泌などに好ましい影響を与えている一方、女性は男性より(脂肪酸などへの)感受性が低い可能性がある」とみている。

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