福島・大熊町の学校、会津若松で再開へ あえて「分校」名のる
[有料会員限定]
福島第1原子力発電所の事故により避難指示区域に指定された福島県大熊町の小中学校が、同県会津若松市に「分校」を開き、19日から授業を再開させる。市内の廃校を活用し、市民らの支援を受けて再スタートを切る学校は「いつか必ず町に帰る」との思いを込め、あえて「分校」を名のり続ける。
今月6日夕方、会津若松市内の公民館に設置された大熊町の臨時役場に突然、同市内の中学生30人が訪れた。全員が手に2~3個の通学...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り633文字