学生の粘り、狭き門開く 大卒就職率が改善
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17日に発表された今春の大卒者の就職状況。多くの学生が卒業ぎりぎりまで職探しを続け、狭き門の扉をこじ開けた。就職率は何とか2年連続で改善したが、中小企業への"駆け込み就職"が目立つ。ハローワークや大学の支援を受けた学生らの粘りは、依然として大手を中心に続く厳しい雇用環境を示したといえる。
埼玉県内の私立大を卒業し、3月に物流会社から内定が出た小沢絵理奈さん(22)は約70社に応募。しかし内定をも
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