2019年3月23日(土)

食品の放射性物質新基準案で説明会 厚労省など

2012/1/16付
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厚生労働省などは16日、今年4月から適用する食品に含まれる放射性セシウムの新基準値案について、東京都内で初めて市民向けの説明会を開いた。参加者からは、食品全体で年1ミリシーベルトの被曝(ひばく)量を上限にした新基準値をめぐり様々な意見が出た。

参加したのは、保護者や市民団体メンバー、食品流通業者など約200人。厚労省などからの説明後、1時間余りにわたって質疑した。

新基準値案は、一般食品が1キログラム当たり100ベクレル、乳児用食品と牛乳が同50ベクレル、飲料水が同10ベクレルに上限を設定。同省の担当課長は「(現行の)暫定規制値でも安全だが、より一層安全を確保するために新基準値を提案した」と説明した。

参加者からは「上限をさらに低くするよう再検討してほしい」「子供へ配慮したとはいえない」などと訴える声が相次いだ。同省の担当課長は「新基準値は食品の国際規格に合わせた。上限のものばかりではないので、実際の被曝量はより小さくなる」と理解を求めた。

厚労省は2月末までに、同様の市民向け説明会を福島、宮城、岩手など6府県で開く。

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