卑弥呼の居館?溝跡など発見 奈良・纒向遺跡

2012/2/16付
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 邪馬台国の有力候補地、奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡を調査中の同市教育委員会は16日、卑弥呼の居館との説もある大型建物跡(3世紀前半)などの施設群と、ほぼ同じ向きの溝や穴列の遺構を見つけたと発表した。施設群の南側を区画していた可能性があるという。

 溝跡は幅60センチ、深さ10センチで、長さ約6メートル分を発見。穴列は直径20センチの穴が3つ、約3メートル間隔で並んでいた。どちらも大型建物などを囲む柵跡の28~34メートル南側に、東西方向に走っていた。

 溝や穴列の遺構と柵跡の間に建物の痕跡はなかった。居館を周囲から隔絶させ、荘厳に見せる狙いとの見方も出ている。

 市教委は「施設群と関係があるのか、周辺をさらに調査して検討する必要がある」としている。

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