新潟水俣病、2015年で公式確認50年 新潟市でフォーラム開催

2014/3/17付
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新潟水俣病の公式確認から来年で50年となるのを前に、新潟市で被害者支援や共生を話し合うフォーラムが17日、開かれた。熊本県水俣市立水俣病資料館で語り部を務める杉本雄氏(74)は「被害者は病気と格闘しながら、水俣病を理解している方々との関わり合いの中で一人一人が生き、生かされている」と話した。

熊本、鹿児島両県で発生した水俣病は1956年に環境汚染による被害と確認された。漁師だった杉本氏は53年ごろから目の焦点が合わなくなるなどの症状があったという。当時、水俣市民の約8割がチッソ関連の仕事で生計を立てており、「水銀汚染を知りながら声を上げず、被害が拡大した」と振り返った。

フォーラムは新潟の大学生らに水俣市の事例を紹介し、被害者への理解を深めるために新潟医療福祉大が主催。学生ら約40人が参加した。〔共同〕

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