2019年1月22日(火)

台風26号、関東で14人死亡 伊豆大島51人連絡とれず

2013/10/16付
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大型で強い台風26号は16日午前、東海から東北の広い範囲を暴風域に巻き込みながら、関東沿岸に接近した。台風は同日午後にかけ、暴風域を伴って関東や東北沖を北上。東京・伊豆大島(大島町)では記録的大雨となり、土砂崩れなどで多数の家屋が倒壊した。大島町を中心に死者が出るなど、関東各地で被害が広がった。

警視庁などによると、伊豆大島では正午現在、大島町の住民ら13人が死亡。町田市では増水した川に流された40代の女性が亡くなった。正午現在、大島町の51人と連絡が取れておらず、同庁はさらに被害が拡大する可能性があるとみて、安否確認を急いでいる。猪瀬直樹知事は16日午前、陸上自衛隊に災害派遣要請を行った。陸上自衛隊は救助隊を派遣、同町での救援活動にあたる。

台風26号の大雨による土砂崩れで被害を受けた伊豆大島の家屋(16日午前、東京都大島町)=共同

台風26号の大雨による土砂崩れで被害を受けた伊豆大島の家屋(16日午前、東京都大島町)=共同

東海道新幹線は一時、浜松―三河安城間の上下線で運転を見合わせたほか、首都圏の交通機関は始発から運休が相次いだ。空の便も羽田空港発着便を中心に欠航。東京電力管内では午前11時現在、約5万3千軒が停電した。

気象庁によると、東京・伊豆大島では16日午前3時50分すぎまでの1時間雨量が122.5ミリと観測史上最多となる記録的な雨が降った。午前8時20分までの24時間雨量は10月の平年雨量の2倍以上の824ミリ。16日朝の1時間雨量では茨城県鹿嶋市62.5ミリ、千葉市61.5ミリなど各地で非常に激しい雨が降った。気象庁は西日本から北日本の広い範囲で暴風や高波、大雨に厳重な警戒を呼びかけた。

台風26号の大雨による大規模な土砂崩れで被害を受けた伊豆大島の住宅地(16日午前、東京都大島町)=共同

台風26号の大雨による大規模な土砂崩れで被害を受けた伊豆大島の住宅地(16日午前、東京都大島町)=共同

台風26号は16日正午現在、岩手県沖を時速80キロで北北東に進んだ。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心の東側440キロと西側280キロ以内では風速25メートル以上の暴風域となっている。16日午後には東北沖で温帯低気圧に変わる見込み。

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