2019年2月18日(月)

京都教育大生の停学処分は無効 集団暴行巡り地裁判決

2011/7/16付
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宴会で酒に酔った女子大学生に集団暴行したとして2009年、集団準強姦容疑で逮捕され、不起訴となった京都教育大(京都市)の男子学生4人が無期停学処分を不当とした訴訟の判決で、京都地裁(杉江佳治裁判長)は16日までに、処分を無効とし、同大学に慰謝料計40万円の支払いなどを命じた。

判決は「女子大学生の言動などから、当時酩酊していたとまでは言えず、明確な同意があったというべきだ」と指摘。「(大学は)男子学生らの言い分を考慮せず、長期にわたる著しく不利益な処分は客観的合理性がなかった」とした。

判決後、記者会見で原告の上田拓さん(24)は「不適切な行為で、後悔の念でいっぱいだが、世間で言われているような卑劣な行為は絶対にしていない。正当な判断をしてもらえた」と話した。

判決によると、原告4人を含む男子学生6人は09年2月、京都市中京区の居酒屋の空き室で当時19歳の女子大学生と性行為などをし、女子大学生の被害申告を受けた大学は同年3月、6人を無期停学処分にした。

京都府警は09年6月、集団準強姦容疑で6人を逮捕。女子大学生との間で示談が成立し、被害届も取り下げられたため、京都地検は全員を不起訴処分にした。

京都教育大は「早急に判決内容を詳細に検討した上で、今後の方針を決定する」とコメントした。〔共同〕

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