タイタニック沈没間際まで演奏のバイオリン発見

2013/3/16付
保存
共有
印刷
その他

タイタニック号の船上で楽団が沈没間際まで演奏していたとされるバイオリン=ヘンリー・オルドリッジ&サン提供・共同

タイタニック号の船上で楽団が沈没間際まで演奏していたとされるバイオリン=ヘンリー・オルドリッジ&サン提供・共同

英競売会社「ヘンリー・オルドリッジ&サン」はこのほど、1912年に沈没した英豪華客船タイタニック号の沈没間際まで船上で演奏を続けた楽団のバイオリンが見つかったと発表した。

避難する乗客らを落ち着かせるために楽団が最後まで演奏を続けたエピソードは有名で、同社は「保存状態も良く、これまでに見つかったタイタニック関連の品物では最も貴重」としている。

今月下旬から英国のベルファストで展示され、その後、競売に掛けられる予定。英メディアによると、40万ポンド(約5760万円)以上の値が付くと予想されている。

同社によると、バイオリンは楽団長だった英国人、ウォレス・ハートリーさんのもので、2006年に英国人男性がアマチュア音楽家だった母親の荷物から発見。専門家による7年間の鑑定の結果、本物と断定された。

沈没事故の2年前にハートリーさんの婚約相手の女性が贈ったとみられ、2人の名前とともに「婚約記念に」と刻まれた銀のプレートが取り付けてある。ハートリーさんは事故で死亡したが、バイオリンを革のケースに入れ、大切そうに体に結びつけた状態で、海上で発見されたという。(ロンドン=共同)

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]