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次期加速器、日本誘致目指し候補地調査 政府

政府は世界の研究者が計画している最先端の次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の日本誘致に備え、候補地の調査に乗り出す。質量の起源とされる素粒子のヒッグス粒子が欧州で発見された後、ILCで詳しく調べて宇宙の起源解明に挑む。建設は研究者の構想段階だが、日米欧が合意すれば誘致に向けた動きが本格化する。

高エネルギー加速器研究機構が来年、岩手県の北上山地と、福岡・佐賀両県にまたがる背振山地の地質調査などを実施する。岩手県は東日本大震災の復興のシンボルに位置づけている。

ILCは全長30~50キロメートルのトンネルに加速器を据えた素粒子実験施設。電子と陽電子のビームを光速まで加速。トンネルの中央部で衝突させて生じる素粒子を分析し、宇宙の始まりを解明することを狙っている。微細なビームを使うので立地は固い岩盤が必要となる。

建設費は6000億~8000億円で、建設期間は10年程度の見込み。今後、日米欧の素粒子研究者らが設計内容を2012年末までにまとめる。15年ごろまでに候補地や運営費などを詰め、主要8カ国首脳会議(G8サミット)などで各国の合意を求める予定だ。

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