アップルが控訴 サムスン特許訴訟の東京地裁判決
スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の「iPhone」(アイフォーン)やタブレット端末「iPad」(アイパッド)に使われている特許権を侵害されたとして、米アップルが韓国サムスン電子の日本法人などに1億円の損害賠償を求めた訴訟で、アップル側は15日、特許権侵害を認めなかった一審・東京地裁判決を不服として控訴した。
今回の訴訟で問題となったのは、スマホなどをパソコンに接続して、双方の音楽や画像データなどの内容を一致させる「同期」と呼ばれる技術。一審判決は、両社の製品に使われているのは別の技術と判断、アップル側の請求を退けた。