自衛艦衝突の現場、海上交通の難所

2014/1/15付
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海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突した広島県大竹市の阿多田島沖の海上。同県江田島市の海自施設が近く、艦船の行き来も多い一方、地元関係者は「日本有数のプレジャーボートのレジャー拠点」と語り、大小の船が頻繁に行き交う海上交通の難所だと指摘している。

第6管区海上保安本部によると、付近は海岸線が複雑に入り組み、小島が多く、潮の流れも速い。近くの江田島市沖では2007年9月、6人乗りの小型ヨットが転覆、女児2人が死亡する事故が起きている。

大竹市の港と阿多田島を結ぶ定期船を運航する阿多田島汽船の担当者によると、アジなどもとれる漁場で、個人の釣り客がボートを借りて海に出るケースも多い。ダイビングも盛んだという。

海自が訓練する際は、事前に連絡があり、定期船の運航時に特に注意を心がけているといい、担当者は「自衛隊と釣り船の双方が、注意を怠ったのかもしれない。事故が起きるなんて信じられない」と語った。〔共同〕

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