給食に包丁の破片、生徒のみ込み無事排出 島根
島根県吉賀町立吉賀中学校で、給食のツナサラダに、調理中に欠損したとみられる菜切り包丁の破片が混入、同校3年の男子生徒が破片をのみ込むトラブルがあった。同町教育委員会は15日、男子生徒が破片を無事に排出したと発表。体調に異常はなく、同日病院を退院したという。
町教委によると、破片は長さ6ミリ程度。男子生徒は13日の給食の際、別の破片を口に入れすぐに吐き出したが、同日、病院でエックス線検査を受け、胃の中に破片があることが分かった。15日朝のエックス線検査で体内に異物は確認されず、病院は14日夜の排便で排出したと判断した。
13日の給食は生徒、教職員ら計165人に配られた。同町は再発防止のため、16日朝から給食の調理場で調理員を対象に、調理器具の点検方法などの研修を行う予定。〔共同〕