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関東甲信越でまた記録的大雪 甲府など観測史上最多

(更新)

急速に発達する低気圧の影響で14日深夜から15日にかけて関東甲信や東北が大雪となり、東京都心で27センチの積雪を観測し、戦後4番目だった8日の記録に並んだ。甲府市や前橋市など関東甲信各地で観測史上最多を記録。大雪により新幹線や空の便の運休・欠航が相次いだほか、高速道路も各地で通行止めとなった。

気象庁によると、関東沿岸部では15日朝から雪が雨に変わったが、関東甲信の内陸部などでは雪が強まった。16日にかけては低気圧の北上に伴い、東北の広い範囲で、山間部だけでなく平野部も大雪になる見通し。同庁では引き続き雪や暴風、高波に警戒するよう呼びかけている。

雪の影響で新幹線や飛行機などの交通機関も大幅に乱れた。

JR各社によると、長野新幹線の全線と、上越新幹線の高崎―越後湯沢間の上下線で終日運転を見合わせることが決まった。東北、秋田新幹線などが一時運休したほか、東海道新幹線でも一部の列車に遅れが出た。首都圏の在来線や私鉄各線でも運転を見合わせたり、本数を減らしたりした。

航空各社では日本航空が15日、国際線2便と国内線280便を欠航。全日空も国際線5便と国内線245便の運航を取りやめ、乗客計9万1千人余りに影響が出た。

高速道路は午後1時現在、積雪の影響で東名高速、中央道、関越道など関東地方を中心に広範囲で通行止めが発生している。首都高でも複数の路線が通行止めになった。

積雪が観測史上最多を更新した主な地点は、甲府市が114センチのほか、前橋市73センチ、宇都宮市32センチ、埼玉県秩父市98センチ、同県熊谷市62センチ。甲府市の過去最多は1998年1月の49センチで、倍以上の積雪を記録した。

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