自販機の電力制限、都議会民主が条例案提出へ
夏場の節電対策として、東京都議会最大会派の民主党は15日までに、都内にある清涼飲料水の自動販売機の電力使用を制限する条例案を明らかにした。業界の自主規制がなければ、6月までに議会に提出する意向で調整を進めている。
条例案は7月から9月にかけて、午前10時から午後9時の11時間、自販機内の冷却機能を停止して節電対応するよう業界に求める内容。
自販機業界ではすでに、同じシーズンに午後1時から4時の3時間、冷却に使う電力をカットする省エネに取り組んでおり、民主党幹部は「従わなかった場合の罰則は慎重に検討したい」としている。〔共同〕