海外通販サイト、トラブル2年で8倍
業界団体、自衛呼びかけ

2013/6/16付
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海外の業者が運営するインターネットの通信販売サイトで、注文した商品が届かないといったトラブルが急増している。業界団体の社団法人、日本通信販売協会(東京)の「通販110番」に2012年度に寄せられた海外業者に関する相談件数は、確認されただけでも1030件と2年前の約8倍に増えた。

サイトに架空の住所や電話番号を載せている業者も多く、協会は「海外から被害金を取り戻すのは難しい。代金を払う前にサイトの電話番号にかけてみるなど自衛して」と呼び掛けている。

協会によると、通販110番に寄せられた相談のうち、海外業者のサイトと確認できた件数は10年度の130件から11年度は260件、12年度は1030件まで急増した。こうしたサイトは「高級ブランド品を激安販売します」などと宣伝。日本国内の住所を載せたり、日本の業者のサイトをコピーしたりして国内を装っているが、中国の業者が多いとみられる。

昨年8月、シャネルの財布とバッグを注文し約1万9千円を払った女性には、中国から一目で偽物と分かる商品が送られてきた。連絡先にメールしたが返信はなく「サイトに日本人の名前があったので信頼してしまった」と話しているという。

協会は内閣府の認定を受けた公益法人で、通販業者約500社が加盟。通販110番((電)03・5651・1122)は平日午前10時~午後4時に受け付けている。〔共同〕

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