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悔しさ晴らす結弦スマイル 大舞台でつかんだ金

2014/2/15 5:52
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フィギュアスケート男子で金メダルを獲得し、観客席に手を振る羽生結弦(ソチ)=共同

フィギュアスケート男子で金メダルを獲得し、観客席に手を振る羽生結弦(ソチ)=共同

「すごくうれしいが、自分の中では(演技に)悔しい部分もある。とにかく驚いた」。ソチ冬季五輪で14日(日本時間15日未明)、フィギュア男子では史上初、ソチ五輪では日本勢第1号となる金メダルを獲得した羽生結弦選手はインタビューでこう口にした。羽生選手の出身地である被災地の仙台では、後輩たちが喜びを爆発させた。

ショートプログラムで世界歴代最高得点のトップで迎えたフリーの演技。最初のジャンプで転倒するミスがあり、日本の応援団からため息があがる。その後もジャンプ後に手をつく場面があり、場内から悲鳴が漏れた。演技終了後、羽生選手は悔しそうな表情をのぞかせた。

直後に演技したショートプログラム2位のチャン選手(カナダ)の得点が自らの点を下回ると、羽生選手は驚いた様子をみせた。最後の選手が演技を終えて金メダルが確定すると、コーチと抱き合い、金メダルの喜びを分かち合った。

フィギュアスケート男子で羽生結弦選手が金メダルを獲得し、喜ぶ東北高校の生徒ら(15日、仙台市泉区)=共同

フィギュアスケート男子で羽生結弦選手が金メダルを獲得し、喜ぶ東北高校の生徒ら(15日、仙台市泉区)=共同

セレモニーでは表彰台の真ん中の一番高い位置に立ち、晴れやかな表情。何度も客席に向かって礼を繰り返し、大歓声に応えた。

羽生選手の母校、東北高校(仙台市)の泉キャンパスでは、15日未明から生徒ら約100人が集まり、音楽室に設置された大型スクリーンで先輩の勇姿を見守った。

金メダルが決まった瞬間、教室は歓声と拍手がこだました。「ユヅ先輩、すごい!」。発泡スチロールで作った大きな"金メダル"を女子生徒が掲げて喜ぶと、全員が立ち上がって何度もバンザイを繰り返した。

羽生選手の1年後輩でフィギュアスケート部の部長を務める3年生の斎藤若葉さん(18)は「感動して何て言っていいのかわからない」と目に涙を浮かべた。「先輩が珍しく緊張しているようだったので、うまくいくようにずっと祈っていた。身近だった人がオリンピックで金メダルなんてまだ実感がわかない」と興奮した様子だった。

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