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福島在住成人の内部被曝「気にする水準でない」 京大が調査

京都大の研究チームは15日までに、福島県内で販売されている弁当や大気に含まれる放射性セシウムの量から、福島県に住む成人の内部被曝(ひばく)量を推計したと発表した。今回調査対象とした地域に住み続けて同じ食事を取り続けたとしても、年間の放射線量は国の基準を下回るとしている。

石川裕彦教授や小泉昭夫教授らは、福島第1原発から20~70キロメートルにある12の商店で、弁当や総菜など調理済み食品を1日3食計55日分を購入、含まれるセシウムを調べた。圏内9カ所で大気中の粉じんから吸入するセシウム線量も見積もった。

1年間同じものを摂取した場合、食事を通じた内部被曝量は平均で年間6.4マイクロ(マイクロは100万分の1)シーベルト、最大でも同83.1マイクロシーベルトだった。呼吸を通じた被曝量は年間最大76.9マイクロシーベルトとなった。合計しても国の基準値である同1ミリシーベルトを下回った。

小泉教授は「食事や呼吸を通じた内部被曝はそれほど気にする水準ではない。ただ、屋外では線量が高い地域もあるので、外部被曝の調査が必要」と話している。

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