「手ぶれ補正」特許侵害でシグマに15億円賠償命令 東京地裁

2014/2/14付
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デジタル一眼レフカメラ用レンズの手ぶれ補正機能を巡り、ニコンがシグマに特許権を侵害されたとして、約124億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、一定の特許侵害を認め、シグマに約15億6800万円の支払いを命じた。

問題となったのは、ニコンが1993年に出願し、2002年に登録された特許で、手ぶれを抑えて正確な撮影ができるようにする技術の一つ。大須賀滋裁判長は「シグマの製品はニコンの特許発明の技術的範囲に属する」と判断。「ニコンはシグマ製品の販売がなければ利益が得られた」として、製品の競合による逸失利益を認めた。

一方で「今回の特許だけでは手ぶれ補正機能は実現できず、ほかにも様々な制御が必要」として、ニコンの特許による利益への寄与度を低く見積もり、賠償額を抑えた。

判決によると、ニコン側は「シグマが特許を侵害する7製品で約197億円を売り上げた」と主張。シグマ側は「製品のセンサーは手ぶれを検出するものではなく、特許を侵害していない」と反論していた。

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