2018年7月18日(水)

ジャワ島東部で火山噴火 3人死亡・20万人避難

2014/2/14付
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 【ジャカルタ=渡辺禎央】インドネシアの経済活動が集中するジャワ島東部のクルド山(1731メートル)が13日夜、噴火した。20万人以上が一時避難し、災害対策当局によると14日夕までに少なくとも3人が死亡した。降り積もる火山灰や視界不良により国際空港も相次ぎ閉鎖した。

 災害対策当局は警戒レベルを最高度に引き上げ、火口から半径10キロの地域を危険地帯に指定した。噴煙の高さは約1万7千メートルに達し、近隣では火山灰の重みで家屋が倒壊。14日のテレビ映像ではマスクを着けた住民がバイクや自動車に乗り、火山灰を巻き上げながら道路を行き交った。

 火山から約250キロ離れたインドネシア第2の商都スラバヤや、観光地として有名な古都ジョクジャカルタなどの7空港が14日は閉鎖。300便以上が欠航した。噴煙の拡散は続いており、15日以降も空港の閉鎖や航空機の運航制限が続く可能性が大きい。

 当局は「13日深夜のような大規模爆発は再発しないだろう」としている。スラバヤ郊外には味の素など日系メーカーも工場を構えており、物流への影響も懸念される。

 インドネシアには約130の活火山があり、世界の約2割を占めるとされる。クルド山は1990年に大規模噴火を起こし、30人以上が死亡。2007年にも噴火した。今月初めもスマトラ島のシナブン山が噴火し、17人が死亡している。

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