2019年1月21日(月)

アルパカ、被災地に癒やし 旧山古志村から仙台へ貸し出し

2013/8/17付
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東日本大震災の被災者を元気づけようと、新潟県から仙台市の日本動物支援協会に貸し出されたアルパカ5頭が同市内の協会の牧場で「ふかふかの毛が癒やしになる」と人気を呼んでいる。協会は仮設住宅などにも連れて行き、被災者に親しんでもらう計画だ。

アルパカは南米アンデス地方原産のラクダ科の動物。くりくりした目と柔らかい毛が特徴だ。5頭は新潟県長岡市で牧場を経営する「山古志アルパカ村」が所有する1歳の雄2頭、雌3頭で、いずれも体長90センチほど。

2004年の新潟県中越地震の支援で、米西部コロラド州の牧場経営者が山古志村(現長岡市)に3頭を寄贈したのが始まり。その後、牧場で繁殖させるなどして今や飼育数は50頭を超え、アルパカ目当てに多いときは1日2000人が訪れるほどの重要な観光資源になった。

この話を聞いた日本動物支援協会の我妻敬司代表理事(43)が「被災地を励ましたい」とアルパカ村に貸し出しを打診。「復興に生かしてもらえればうれしい」と、アルパカ村の青木勝社長(63)が快諾した。

同協会の牧場では6月の公開後、アルパカを見ようと連日、見学者が訪れている。近くに住む男児(6)は「毛がふかふかで気持ちいい。楽しかった」。仕事途中に立ち寄ったという30代の男性会社員は「アルパカを見ていると疲れを忘れられる」と話した。〔共同〕

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