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地球で起こりうる最大の地震はM10 東北大が試算

地球で起こる地震の最大規模は理論上「マグニチュード(M)10程度」とする研究結果を東北大地震・噴火予知研究観測センターの松沢暢教授(地震学)がまとめ、14日までに地震予知連絡会に報告した。エネルギーは、M9.0だった東日本大震災の30倍超に相当する。

松沢教授は「M10の地震が必ず起こるということではない。もし起こるとしても、1万年に1回程度ではないか」としている。これまでにM10の観測例はなく、観測史上最大の地震は1960年に発生し、日本にも津波被害をもたらしたチリ地震のM9.5。

松沢教授によると、日本海溝から千島・カムチャツカ海溝にかけての計約3千キロの断層が全て60メートル動いたとするとM10.0。ペルー海溝とチリ海溝の計約5300キロが60メートル動くとM10.3との試算が出た。

M10の地震がもし起こると、揺れは20分~1時間程度続き、揺れが収まる前に津波が来る可能性が高い。津波は何日も続く恐れがあり、環太平洋の複数の国で被害が出ると想定される。

松沢教授は「行政がM10に対応することはコストパフォーマンス的に難しい」とする一方、「事前に対策をしなくても、何が起こるか理解をしておくことが『想定外』に対する素早い対応につながる」と指摘している。〔共同〕

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