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「多くの人傷つけたかった」 グアムの日本人殺傷で容疑者

【グアム=共同】米領グアムの繁華街で日本人観光客らを刃物で襲ったとして、殺人などの容疑で逮捕されたチャド・ライアン・デソト容疑者(21)は地元警察の調べに、自分の車とナイフを使い、「できるだけ多くの人を傷つけたかった」と供述していることが分かった。グアムの検察が13日、明らかにした。

容疑者は米国人で、地元関係者によると、最近、事件現場近くのホテルを解雇されたとの情報がある。捜査当局によると、女友達と別れたとの情報もあり、事件と関連があるかどうか詳しく調べ動機を追及している。

日本外務省によると、死亡した上原和子さん(81)と杉山利恵さん(28)を含む日本人観光客計15人が病院に搬送された。うち11人が負傷、2人はけががなかったとしている。負傷者のうち1人は重体という。

外務省は13日午前の段階では、日本人の負傷者数を12人としていた。

検察が裁判所に提出した文書に記載された負傷者は12人。うち日本人とみられるのは少なくとも8人で、ノハラ・カツコさん、ノハラ・ヒロミさん、オカワチ・ダイスキさん、フルヤマ・カナさんの4人は車にはねられた。スギヤマ・ルイさん、フルヤマ・ハルカさん、スギヤマ・ユウスケさんらは刺されて負傷した。

被害者の大半が日本人だが、捜査当局は不特定多数の人を狙った犯行で日本人を標的にした可能性は低いとみて、裏付け捜査している。

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