朝から計画停電 携帯・ネット、一時不通も
東電の計画停電により、固定電話、携帯電話、インターネットなどの通信網に影響が及ぶ可能性がある。
NTTドコモは全国に基地局が約6万局ある。大半が予備電源としてバッテリーを使っており、停電時の電源は「数時間から十数時間使える」という。停電が長期化すれば携帯電話の通信にも影響が出る可能性がある。
NTT東日本は約3000の電話用の交換局を持つ。小型の局はバッテリー、大型局舎では燃料を使う非常用発電機を用意している。発電機は燃料があれば電力が確保できるが、バッテリーはおおむね3時間まで。停電が長引けば発着信に必要な交換業務に支障が出る可能性がある。
家庭でも光ファイバー回線を使った「ひかり電話」やインターネットサービス「フレッツ光」は通信機器自体に電気が必要で停電時に使えなくなる可能性が高い。
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