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阪大とジュネーブ大、トキソプラズマ症の発症メカニズム解明

大阪大学の竹田潔教授と山本雅裕准教授は13日、免疫力が落ちたがん患者らがかかる「トキソプラズマ症」の発症メカニズムを解明したと発表した。原虫の分泌するたんぱく質が免疫機能にかかわるたんぱく質を分解していた。新たな治療法の開発に役立つ成果という。

スイスのジュネーブ大学との共同成果。

世界の人口の約3分の1が原虫のトキソプラズマに感染しているとみられるが、健常者だと何の問題もない。がん患者らは免疫が弱ると「トキソプラズマ症」を発症し、脳症などを引き起こす。十分に加熱していない肉を食べたり、猫と接触したりして感染するが、詳しい発症の仕組みは不明だった。

研究チームは原虫が宿主の細胞に感染した際に放出するたんぱく質「ROP18」に着目。細胞内にある免疫機能にかかわるたんぱく質を分解していることをみつけた。

遺伝子組み換えでROP18のできない原虫をつくりマウスに感染させた。通常ならばほとんどのマウスで起こる急性のトキソプラズマ症が起きなかった。

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