2018年1月22日(月)

関門橋が開通40年 「あと100年」目指し大改修

2013/11/14付
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 北九州市と山口県下関市を結ぶ関門橋(全長1068メートル)が14日、開通40年を迎えた。建設当時「東洋一のつり橋」とされ、本州と九州をつなぐ大動脈として交通や物流を支えてきたが、近年は老朽化が進行。管理する西日本高速道路は「今後100年の使用にも耐えられる橋」を目標に、初めての大規模な改修に取り組んでいる。

14日、山口県下関市(手前)と北九州市を結ぶ関門橋が開通40年を迎えた。「あと100年」を目標に、初の大規模改修が進んでいる=共同

14日、山口県下関市(手前)と北九州市を結ぶ関門橋が開通40年を迎えた。「あと100年」を目標に、初の大規模改修が進んでいる=共同

 関門橋は1973年11月14日に開通した。総事業費は約300億円。同社によると開通時に約1万台だった1日当たりの通行量は現在、約3万6千台。40年間の累計は約3億6千万台に上る。

 一部で劣化がみられるため、舗装面よりも下層の鉄筋コンクリート製の「床版」を初めて補修する。鉄骨の亀裂修復や腐食したボルトの交換、全面的な塗装の塗り替えに着手した。

 直径約5ミリの鉄製ワイヤ約1万4千本を束ね、重量約2万トンの橋桁を支える「メーンケーブル」の一部にはさびも確認した。ただ、交換は容易でない。費用が膨大な上、長期間の通行止めを伴う工事は「非現実的」(同社)だからだ。

 このため、ケーブル内の隙間に乾燥した空気を送り込む装置を新設。湿度を60%以下に保ち、さびの発生を抑える。同社は「ケーブルを劣化させなければ、あと100年の使用も夢ではない」としており、2019年まで工事を続ける。〔共同〕

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