2018年11月18日(日)

京大、低品質iPS細胞を見分ける遺伝子発見

2012/6/13付
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京都大学の高橋和利講師や山中伸弥教授らは13日、様々な細胞に育つiPS細胞のうち、再生医療に不向きな細胞を見分ける目印遺伝子を見つけたと発表した。

低品質のiPS細胞は望み通りの細胞を作りにくく、がんになりやすい。効率よく取り除ければ、再生医療の応用に弾みがつく。横浜市で開催中の日本再生医療学会で報告した。

iPS細胞は作り方が同じでも性質が違う細胞ができる。5%以下の確率で、神経や筋肉などほかの細胞に変わる機能が低く、がんになる可能性が高い細胞が現れるという。

研究チームは低品質のiPS細胞7個と通常の32個について遺伝子の働き方を比べた。低品質のものでは、3種類の遺伝子が約10倍活発に働いていた。高橋講師は「遺伝子の働き方で良しあしを見分けられる。このような指標はこれまで無かった」と話す。

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