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YS11、海保最後の1機引退 航空基地で解役式

現役は自衛隊機のみに

約42年にわたり日本の海を守ってきた海上保安庁の国産航空機「YS11」の最後の1機「ブルーイレブン」の解役式が13日、第3管区海上保安本部羽田航空基地(東京都大田区)で開かれた。現役のYS11は自衛隊保有機のみになる。

海上保安庁最後のYS11の解役式で記念撮影する関係者ら(13日、東京都大田区)

解役式には同庁の鈴木久泰長官ら関係者約100人が参加。山口晴久基地長が同機にペイントされた愛称「ブルーイレブン」の文字を消した。

同機は1969年に導入され、海難事故の捜索、救助や哨戒活動などに当たってきた。83年の大韓航空機撃墜事件で関係者を空輸するなど、総飛行時間は約2万3千時間で無事故だった。同機は今月20日に航空自衛隊に引き渡され、部品を活用する予定という。

パイロットの大本和隆主任飛行士(57)は「人間味があり、乗っていて落ち着く航空機だった。部品さえあればまだ働けるので、個人としては寂しい」と話していた。

YS11は戦後初の国産旅客機で、国内の民間定期路線からは2006年に引退。海保と自衛隊で利用が続けられていた。

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