視力1.0未満、高校生過去最高の65% 学校保健調査

2013/12/13付
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裸眼視力1.0未満の高校生の割合が65.8%に上ることが13日、文部科学省の2013年度学校保健統計調査(速報値)で分かった。前年度より1.3ポイント上昇し、過去最高。小学生(30.5%)と中学生(52.8%)も過去最高だった前年度に次ぐ高水準だった。文科省は「パソコンやゲームに加え、スマートフォン(スマホ)の長時間利用が影響しているのではないか」とみている。

調査は全国の5~17歳の約335万人(全体の23.7%)を抽出し、今年4~6月に実施した。

裸眼視力0.3未満は小学生8.4%、中学生25.2%、高校生33.4%で、いずれも過去最高だった前年度をわずかに下回った。

眼鏡やコンタクトレンズを使っている割合は小学生が9.0%、中学生が26.9%、高校生が37.8%。いずれも使っていない子供のうち、どちらかの目が黒板の字が見えにくい視力0.7未満は小学生が12.2%、中学生が16.9%、高校生が19.2%だった。

調査結果について、北九州市立総合療育センターの高橋広眼科部長は「パソコンやスマホの画面を長時間近くで見ていると、近視になりやすい」と指摘。「裸眼視力は今後も低下する」とみており、「視力が悪化した場合は早めに眼科医を受診してほしい」と話している。

一方、虫歯がある割合は全学校段階で前年度より低下した。ぜんそくの割合は中学校で過去最高の3.2%(前年度比0.3ポイント上昇)。文科省はハウスダストやペットの毛などの影響を指摘している。

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