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「アンモニア合成」を化学遺産に 日本化学会

日本化学会は13日、化学に関する貴重な歴史資料を認定する「化学遺産」として、昭和初期に実現した国産のアンモニア合成と、その産業化に関する資料など5件を新たに選んだと発表した。

アンモニアは化学肥料の原料。合成技術で先行したドイツを追い、食糧増産のため国を挙げて開発に取り組んだ。戦後の高度成長を支えた化学工業の原点と位置付けられ、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)に残るアンモニア合成管や触媒が選ばれた。

第2次世界大戦中に進んだ、石炭から人造石油を生産する技術も石油化学産業の基礎を築いたと評価された。京都大や北海道の滝川市郷土館にサンプルが残っている。

明治から昭和にかけてのマッチ工業をしのばせる施設として、福島県会津若松市の昭和電工東長原事業所に残る原料の製造建屋も選ばれた。

このほか、東北帝国大総長を務め、幻の新元素「ニッポニウム」を発表した小川正孝氏と、1913年に女性として初めて東北帝国大に入り、紅花などの天然色素の構造を研究した黒田チカ氏の資料が選定された。〔共同〕

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