茂山千五郎一門、ユーチューブで狂言ライブ中継

2012/4/13付
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京都を拠点にする大蔵流狂言の茂山千五郎一門は狂言の普及のため、インターネットの動画サイト「ユーチューブ」で、一部の公演のライブ中継の配信に踏み切る。すでに今月に入り過去に撮影した演目を配信。同一門は「舞台に足を運んでもらうきっかけとして、動画サイトを利用することにした」としている。

ライブ中継するのは名古屋公演(4月20日)、東京公演(同30日)、京都公演(5月4日)。いずれも狂言2演目とダイジェスト版の狂言4演目を上演、据え置きカメラで撮影した舞台の模様をライブ中継する。入場者にも動画を自由に撮ってもらえるようにする。

同一門は4月に入り、過去に上演した「柿山伏」と「かけとり」の2演目をユーチューブに配信した。今後は同一門の演者21人の日常などが見られるよう動画を充実させる。

ネットを使った狂言のライブ中継は横浜能楽堂が今月8日、試験的に行ったが、伝統芸能の分野では肖像権などがハードルとなっている。同一門の茂山茂さんは「千五郎一門としては肖像権を盾に規制するのではなく、狂言の普及のために多くの人の目に触れる機会を増やすことにした」と話している。

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