2019年5月23日(木)

富士山噴火なら都内主要道の灰除去に4日 内閣府試算

2012/11/13付
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内閣府は13日までに、富士山で大規模な噴火が起きた場合、東京都内の主要道路に降り積もった火山灰を取り除くのに少なくとも4日かかるとの試算をまとめた。

全国の火山で想定される大規模噴火によるインフラなどへの影響や対策を検討するため、富士山をモデルとして推計した。今年度中に降灰対策や避難方法などを盛り込んだ提言をまとめる予定。

富士山が最後に噴火した江戸時代の宝永噴火(1707年)と同じ規模で、16日間降灰が続き、都全域に1センチが積もったと想定。降灰量は1782万立方メートルで、積載量10トンのダンプカー205万台分に上る。

このうち、首都高や国道、都道の主要幹線道路に積もった灰(175万立方メートル)を除去するだけで、都の道路清掃車85台を休みなく稼働しても90時間かかるとした。

火山灰の除去には、一時保管する仮置き場や作業員、清掃車の燃料の確保といった課題もあり、内閣府は「自治体間で仮置き場や清掃車を融通したり、職員を派遣したりする仕組みが必要だ」と指摘している。

内閣府は、富士山など主要な47の火山周辺の160市町村について、噴火した場合の灰の保管場所の状況も調査。「確保している」と答えたのは20自治体にとどまった。〔共同〕

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