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JR中央線にドライブレコーダー 運転台から録画

人身事故の状況を記録するため、JR東日本は中央線の電車の運転台にドライブレコーダーの搭載を始めた。映像によって的確でスピーディーな事故処理を手助けするのが狙い。タクシーやトラックではドライブレコーダーの搭載が進んでいるが、鉄道業界では珍しいという。

JR東日本によると、カメラは5月17日、中央線を走る快速、特別快速、特急あずさ、かいじの全79編成の運転台中央に設置した。カラー映像をハードディスクで常時記録し、自動的に古い映像に上書きしていくタイプ。事故があった場合、警察官が映像を即座に確認できる。

JR東日本は2014年度中に首都圏の主要在来線に導入を広げ、駅のホームや踏切で相次ぐ事故の解明に役立てる。5月下旬には目撃者のいない人身事故が中央線のホームで発生。カメラの映像を警察に提供し、ホームから電車に飛び込む様子が確認された。

事故か自殺か判別の難しいケースでは、警察の捜査のため運転開始まで時間がかかることがある。記録映像によって状況の把握が容易になり、運行再開も早まりそうだ。JR東日本の担当者は「過去には事故か自殺なのか、判断が難しいケースもあった。ドライブレコーダーの導入で客観性が高まると考えている」としている。

国土交通省によると、11年度に全国のホームや踏切などであった事故は763件、自殺は601件だった。〔共同〕

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